Airペイで小店舗がカード決済導入を検討するときにで押さえるべきツボとは!

Airペイは小規模店舗がローコストで導入運用できるカード決済代行サービスの一つですが、導入を検討するのに決済手数料や入金サイクル、導入時のコストだけで見落としてしまうポイントがあります。 そんな押さえるべきツボを考えてみました。

Airペイ そのツボは?

自営の小規模店舗にとって導入費や決済手数料が高いと言うことで敷居の高かったクレジットカード決済ですが、各種のカード決済代行サービスが現れて、かつITの進歩により小規模店舗でも導入できるようになりました。 

 

中小店舗向けのカード決済代行サービスはいくつかありますが、導入を検討する場合は決済手数料や導入費用、入金サイクルに目が行きますが、それだけでは見落としがちがポイント、言い換えるとツボがあります。

 

ここでは無料のPOSレジとして人気が高いAirレジとの連携など他社に無い強みを持つAirペイについてメリット、デメリットを含め、導入を検討する際のツボは何かということ切り込みます。

 

Airペイとは

Airペイはホットペッパーホットペッパービューティを運営する株式会社リクルートライフスタイルが2015年11月にサービスを開始したクレジットカード決済代行サービスです。

 

Airペイの特徴

Airペイの公式サイトを見ると次のような特徴が挙げられてます。

・業界最安水準の決済手数料
 3.24%と3.74%
・初期費用無し
・月額費用無料
 振込手数料 無料 0円
 月額固定費 0円
・無料POSレジアプリairレジとの連携

 

申込み

・法人
個人事業主


対応カードと決済手数料

 ■クレジットカード
  VISA・MASTER・AMEX   3.24%
  JCB・DINERS・DISCOVER  3.74%
 ■交通系電子マネー      3.24%
  SuicaPASMOKitacaTOICAmanaca(マナカ)
  ICOCASUGOCAnimocaはやかけん
 ■その他電子マネー
  iD・QUICPay        3.74%
  ApplePay(Suica、iD、QUICPayの決済申込みの場合)

 ■デビットカード
  下記カード会社提携デビットカード

  VISA・MASTER・AMEX・DINERS
  (J-Debit 利用不可)
  決済方法は通常のクレジットカードと同様

 

ツボ1

決済手数料は業界最安水準ですが、同等の他社があります。

クレジットカーでだけで無く、SuicaPASMOなどの交通系電子マネーにも対応しているのがいいですね。今後は電子マネーでの支払いも増えるでしょう。

交通系電子マネー対応はAirペイが早かったのですが、今では対応している他社もあります。
また、今後国内でも普及が期待されるデビットカードでの支払いもできるので、使いすぎが怖いからクレジットカードは持たないという方や、デビットカードの利用が多い欧米のお客様にも対応できるのでさらに売上げアップが期待できます。

 

対応する支払い方法

1回払い(一括払い)のみ

リボ払い、分割払い、ボーナス払いには対応していません。

 

月額固定費

0円

 

入金回数と振込手数料

三菱東京UFJ三井住友銀行みずほ銀行 月3回~6回
それ以外 月3回

 

振込手数料 0円

振込可能な銀行 ゆうちょ銀行以外

 

ツボ2

入金のサイクルが他社は最短翌日なんてありますから、少し少ないかなと思います。

入金のサイクルが経営上これで十分かどうか評価ポイントです。

振込は登録した口座に自動振り込みです。

同じ振込手数料が0円といっても指定銀行の場合のみで、指定銀行以外は振込手数料が有料で、かつ入金のつどに入金依頼の操作が必要という他社もあります。

Airペイにはそのような制限がないのでいいですね。

 

導入に必要な機材

Airペイ アプリ 0円 (Apple Storeで提供)

・カードリーダー キャンペーンで0円 (Airペイ提供) 

iPadまたはiPhone(店舗側で準備、自己負担)
・インターネット回線(店舗側で準備、自己負担)
 モバイル
 または
 固定インターネット回線+無線LANルータ(WiFi)
 (交通系電子マネー利用の場合必須)
・プリンター (利用控えの印刷用) 必要なら!
 約2万円から各種

Android端末には未対応です。iPadまたはiPhoneに限定しているのは国内シェアが大きく、またApple1社の開発販売なので安定稼働とセキュリティ面で優れているためと思われます。

 

ツボ3

交通系電子マネー利用の場合は、固定のインターネット回線が必要となることに注意しましょう。

店舗に固定のインターネット回線が設置済みの場合はよろしいですが、あらたに設置するとなると光回線です。

廉価なADSL回線という選択もありますが、大手通信業者では新規のADSL回線募集は行っておりません。ADSL回線は消えゆく運命のサービスです。

プリンターの必要性はレジと連携するかどうかに依ります。レジと連携せずにカード決済システムを単独で運用する場合は必要と思われます。

廉価なAndroid端末に対応していない点がやや難に思えるかもしれませんが、iPadまたはiPhoneアップル1社の開発製品なので安定稼働やセキュリティ面で優れていると思います。

日本で人気の高い機種なので中古品も多く出回っています。

 

月額通信費(自己負担)

・固定インターネット回線費用
または
 モバイルデータ通信費

iPadまたはiPhoneをカード決済専用機として使う場合は、
インターネット固定回線がある場合は、無線LANWiFi接続
モバイル回線を使う場合は、SIMセット型でデータ回線専用SIMを使います。

 

ツボ4

月額固定費0円といわれて、通信費についてつい見落としがちです。

格安SIMでモバイル通信費を安くする方法があります。

光回線を引くとなると、電話をひかり電話に変更して電話回線の費用を下げることも考えた方がいいですね。

 

セキュリティ

カードリーダー ICカードの国際標準規格「EMV」に準拠
安全性は高いです。
暗証番号 使えます


審査

・実店舗がないと審査が厳しいとの話しがある一方で実店舗があっても審査に落ちた店舗があるので、審査は中々厳しい様子です。
・HPや固定電話があるといいらしいとか、Airレジ導入済みだと審査が通りやすいとの話しもあります。

その辺を議論するよりも、とにかく申し込んでみるのが一番早いです。

 

POSとの連携

Airペイは単独でも運用できますが、レジと連携すると煩わしいレジ業務や決済操作もスマートになります。

Airペイのもっとも大きな強みは、Airレジという無料のタブレットPOSレジアプリと連携できるだけでなく、無料の予約システム「Airリザーブ」、受付管理アプリ「Airウェイト」などのAirシリーズのアプリと連携できることです。

 

IT化による経営の効率化を中々進めにくい小規模店舗には大変便利です。

 

ツボ5

Airレジは318,000アカウント突破した利用店舗数No.1のPOSレジアプリです。
他社の場合、市販のPOSレジと連携できるのですがPOSレジの導入費が結構高額となりますが、Airレジ導入でiPadを購入すればAirペイ用にiPadは必要ありません。

Airレジを導入する場合は、軽減税率対策補助金が利用できます。

 


Airペイの公式サイトはこちら → Airペイ

 

訪日中国人の決済対応

一時より爆買いが減ったとはいえまだまだ毎年訪日中国人が増えています。

 

お隣中国は日本よりキャッシュレス化が進んでおり、クレジットカードだけでなくスマホを使ったQRコード決済も急速に普及しています。

 

訪日中国人が利用するモバイル決済サービスとしては、『Alipay(アリペイ)』と『WeChat Payment(ウィーチャットペイ)』があります。

 

Airペイでは、これらの決済サービスに対応していませんが、Airレジを導入すると「モバイル決済 for Airレジ」使うことでAlipayに対応できます。


Alipayだけでなく「LinePay」の決済にも対応しているので、国内だけで無く東南アジアのお客様も対応できます。

 

うちらのように個店には中国人は来ないと思っているかもしれませんが、訪日中国人はリピーターが増えているので単なる買い物から体験や日本人が行くようなローカルな店もまで関心が広がっています。

これを取り込まない手は無いでしょう。

 

「モバイル決済 for Airレジ」についてはいかのリンクからどうぞ!

 

airregi.jp

 

 

Airペイ・Airレジの動画

AirペイとAirレジの動画がYouTubeにあります。

参考にどうぞ。

 

Airペイ

カードも電子マネーも使えるおトクな決済サービス「Airペイ」

おトクでカンタンに使えるカード決済サービス「Airペイメント」

AirPAY(エアペイ)導入事例-BOOK LAB TOKYO

Airペイ操作マニュアル~iD/QUICPay/Apple Payでの操作方法~


Airレジ

【Airレジ】こんなに簡単!会計からレシート発行まで

Airレジ トレーニング動画 始め方編